浄化槽が十分な機能を発揮するためには、適切な維持管理が不可欠です。快適な生活環境の維持、環境保全のためにはみなさま一人ひとりのご協力が必要です。

保守点検・清掃・法定検査のご案内

浄化槽利用者には、法律で以下の3つが義務づけられています

1.保守点検の実施(年に3〜4回以上)

定期的に浄化槽の運転状況の点検や装置の調整、修理、消毒剤の補充などを行います。
県知事に申請し登録した事業者が行うことになっています。

2.清掃の実施(年に1回以上)

年1回以上、浄化槽内に溜まったスカム(上澄み)や汚泥などを引抜くとともに汚泥の調整や装置の洗浄を行います。
市町村の許可を受けた浄化槽清掃業者が行うことになっています。

当社は静岡県より保守点検業者登録、磐田市より清掃業許可をいただいております(上記の1.と2.に該当)。保守点検から清掃にわたる一括したサービスで、磐田市内をネットしています。

3.法定検査の受検(年に1回)

使用開始後の3〜8カ月と、その後1年に1回は県が指定した検査機関による法定検査を受けなければならないことが義務付けられています。(有料)静岡県では、次の機関が指定されています。

TEL.054-621-5030

浄化槽の仕組み

浄化槽は微生物の働きを利用して汚水を浄化する装置です。微生物が活動しやすい環境を保つように維持することが大切です。

使用上のご注意

いつもベストコンディションでお使いいただくために、ご使用の際は下記のようなご注意をお願いいたします。

トイレットペーパー以外は流さない。紙おむつ、ペットのフンを流さない

傷みや詰まりの原因となりますので、トイレットペーパー以外は流さないでください。

お掃除の際、強力な洗剤等の薬品を使わない

市販のトイレ用洗剤は大丈夫ですが、強い薬品を使用すると微生物の働きに影響がでるため使用は避けてください。

カビ落とし剤は控えめに

カビ落とし剤を大量に使用すると、微生物の働きを弱めてしまいます。

ブロワー(送風機)の電源を切らない

送風機の電源を切ってしまうと、微生物の働きが弱くなり、正常に機能しなくなります。家を空ける時も電源を切らないでください

流しに油分や野菜くずを流さない

浄化槽内に油分や汚れがたまり正常な機能が保てなくなります。洗い物は、油分を不要な布や新聞紙などで拭き取ってから行いましょう。

浄化槽の上にものを置かない

マンホールや浄化槽の破損・故障につながります。車も上に停車しないように、ご注意をお願いいたします。

浄化槽Q&A

環境省 浄化槽サイトへ

こんなときは、お電話ください

  • ブロワー(送風機)が停止したとき
  • 浄化槽内またはブロワーより異常音が発生しているとき
  • 臭気がひどいとき
  • 処理水が汚れているとき
  • マンホールから汚水があふれ出ているとき
  • 便器が詰まって流れが悪いとき
  • 害虫(ハエ)などが大量発生したとき
  • 浄化槽が破損したとき

■その他疑問、お気づきの点などあればご相談ください。